タケノコ診療所グループ
よろず医療相談掲示板
タケノコ医療相談

ウェブサイト「よろずインドネシア」内の医療相談掲示板にてご相談のあった内容をご紹介しています。

第61回 この国のありようA
第62回 この国のありようB
第63回 バリの子育て
第64回 こちらでもそういう花粉のようなもので何か?
第65回 腰痛にインドネシアのPIJAT REFLEKSIというのは?
第66回 右足全体に痛痒いしびれに似た症状があります
第67回 ローヤルゼリー
第68回 タケノコ式ダイエット
第69回 パプアニューギニアに行った知人がマラリアで生死の境
第70回 裕福でないインドネシア人夫と結婚した以上


第71回〜80回を読む


タケノコ医療Q&A
ご挨拶・お約束
総合初期医療
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所在地 ●インターコンチ
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タケノコくん

第62回 この国のありようB
(2006.10.26)
Q 前回の内容をお読みください)なるほどそういう構造なのですか。知りませんでした。

確かに、何を聞いても要領を得なかったり、(ずっと担当医師のように振舞っていたのに)担当の医師に聞くようにといったり、思い当たるふしが沢山あります。いい病院とは「有名な専門医を多く集めるという意味に過ぎない」と言うのも、うなずけます。

ただ、構造的なものに起因しているというのは理解できますが、その構造が長年続いてきたわけで、それが医師の精神論には影響していないとは考えにくいです。その構造と葛藤しない医師だけ残りそうだし。同僚のこともあり、私が医療への信頼を失っているのでしょうね。


すでに申し上げたように、構造の上に医師のモラルがあります。その構造をヒューマニズムという視点から批判しても構造は変わらないだろうということです。

医療は日本でも危機的な状況があると思います。 患者側の信頼を失えば、医療訴訟は増えるばかりですし、訴えられることを恐れながら医療に従事する医療側も不幸です。 お互いに不信感をもっている医療とは不幸そのものですね。

日本では患者の命の平等を説きます。しかしそのヒューマニズムは インドネシアでは通じないかのようです。まず支払いを求め、支払い能力がなければ医療が始まらない国なのです。

医師がどんな患者にも、平等に医療を施すのは当然に見えて、現実の世界ではなかなか難しいことがあるということです。赤ひげは存在するかもしれませんが、その恩恵はごくごく少数の人々にしか与えられないでしょう。