タケノコ診療所グループ
よろず医療相談掲示板
タケノコ医療相談

ウェブサイト「よろずインドネシア」内の医療相談掲示板にてご相談のあった内容をご紹介しています。

第61回 この国のありようA
第62回 この国のありようB
第63回 バリの子育て
第64回 こちらでもそういう花粉のようなもので何か?
第65回 腰痛にインドネシアのPIJAT REFLEKSIというのは?
第66回 右足全体に痛痒いしびれに似た症状があります
第67回 ローヤルゼリー
第68回 タケノコ式ダイエット
第69回 パプアニューギニアに行った知人がマラリアで生死の境
第70回 裕福でないインドネシア人夫と結婚した以上


第71回〜80回を読む


タケノコ医療Q&A
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タケノコくん

第70回 裕福でないインドネシア人夫と結婚した以上
(2006.12.22)
Q 今日、インドネシア人夫の妹の子供5歳(男の子)が亡くなりました。高熱が3日続いたあとでした。この子は生まれてからずっと、体調が悪くなりがちで、家では食後によく嘔吐し、ある時は高熱を出し、1ヶ月に1度は病院に行っていました。はっきりした原因がわからないようで、どうして病気がちなのか最後までわかりませんでした。(一定のものを食べると嘔吐したりするので、医者からはアレルギーと言われたようですが・・・)

しっかりした病院なら原因がわかり、適切な治療が受けられたかもしれないと思うと、なんともいえない気持ちになります。 裕福でないインドネシア人夫と結婚した以上、こうした悲しみに直面する機会が多くなりそうで、とても複雑な気分です。インドネシア人皆が、適切な医療をうけられるような社会になってほしいと思います。

私も、医療面では何もできませんが、身の回りでできることをしようと思います。 相談ではありませんが、どうしても聞いてもらいたくて投稿しました。

> しっかりした病院なら原因がわかり、適切な治療が受けられたかもしれないと思うと、なんともいえない気持ちになります。
インドネシアでは命が日本のように平等に扱われないという現実があります。それはまさに現実です。 その現実に叩きのめされつつではどうするのか?を自問しつつ仕事をしています。

>インドネシア人皆が、適切な医療をうけられるような社会になってほしいと思います。
すべてを解決できる力はないので、ぼくが始めたことはインドネシア人の医師の教育を通じ、通常の病気を初期に適切に診断治療ができるようにする試みを始めたところです。

数人のインドネシア人医師研修医に「初期医療を叩き込む」ということです。医師ですら新しい医療情報に触れることができない国の事情もあり、アメリカの教科書をテキストに与えることから医療のスタンダードを理解してもらおうとしています。

医療が社会構造の一部である以上、力のない外人医師に何かが出るか考えれば、ドンキホーテにしかならないのかもしれませんが、この国に生きるチャンスを与えられたのですからこの方法で進みたいと思っています。

若い正義感に燃えるインドネシア人医師の応援をしたい・・あるいはそういうインドネシア人医師を一人でも作りたいと願っています。

インドネシアのことは基本的にはインドネシア人自ら変えていくしかないのです。